ラッピングコーディネーター持木直子のラッピングのススメ

これを売るって…どーやって?

私の父は今年80歳になります。

ま~元気。実家は近いのでたまに行きますが、あまり家にいないお出かけ大好きさん。

母のいる病院施設に自身が空いているときは必ず通っている仲良しさん。

空いていないときは何をしているのか・・・

ケーナを吹いたり、オカリナを吹いたり、囲碁で碁会所通い(最近も囲碁大会に出で勝ってきたと豪語(;O;))

最近始めた沖縄三線もお家でジャンジャン鳴らしています(´;ω;`)ウッ…うるさーい。

そして、70年続けており、いまだ講習もし、先生をしています、書道であります。

書家である父は、最近恐ろしい野望を持っているようです。

父:これを売りたいんだ……

父:赤字の「夢」いいだろう?

父:梟も良く彫れた!

父:「精進」とか「努力」とかいい文字だろう?お地蔵さんも可愛いだろう!

父:「中国の漢詩なんだが、いい言葉なんだよ~。」

父:「この言葉もとてもいい内容で、これからの年寄りにはいい漢詩なんだ~」

と、漢詩の内容も蘊蓄もこの後、出てくる出てくる。

 

私:何処で売るの?

父:(-ω-;)ウーン巣鴨とか、浅草とか、寺や神社がある商店街とかで……

売れる気がするし、なんか出来そうな気がするんだよ(^^)

私:いくら売るの?

父:1000円以内で。

私:・・・・・・・・・・

全然わからない。(´・д・`)

 

父の字は、とても素敵だと思います。

とある方の墓石の文字を書いてあげたり、お店の看板を書いてあげたり、

色々なところで活躍はしているのはわかります。

70年も続けているのですし、電車の中での文字もスラスラ綺麗に書いてしまう、すご技持ちさん。

会社を定年退職後、中国で4年過ごし中国の大学で転々としながら日本語の講師もし、

書家としての勉強と、篆刻も中国で勉強し出来る様になり、帰ってきた父です。

ですが、日本で売るなんてルートはナッシング!

 

いつも前向きなそして、分からない自信過剰さに・・・・・・はあ~。

娘の私は、似てしまっているような気がする(;´д`)トホホと、感じる今日この頃なのでした。

 

まあ、いまだ前向きな姿を見せてくれる父に、(人”▽`)ありがとう☆

という事で、明日は千葉市の製菓専門学校で、1日みっちりラッピング講師で頑張ってきちゃうのです!

80歳には、負けてらんなーい!!(^^)